昔、祖父母の家で飼っていた猫と遊ぶのが楽しみで仕方がなかった。
今でも猫を見かけると、軽く20分は足を止めてしまう。
ある日、道路を横切る猫を発見。私の住む町ではイマドキ猫が外をうろついていることはほぼない…これはついていくしかない。
付いていくと猫『ちゃん』はこちらをじっと見ている。距離は1m無いくらい。
なぜこういうときにニヤニヤしながら話しかけてしまうのだろうか…きっと動きの一つ一つがかわいいから。まばたきすらもかわいい。これが本当の「ねこかわいがり」である。
一方、猫ちゃんはつゆしらずといった表情。それでもいい、むしろそれがいい。
これが犬との違いだろう。猫は「気が向いたら相手してやんよ」というスタンス。
文句はない。
少し距離を詰めようと一歩踏み込んだ瞬間、猫ちゃんはピュンっとどこかへ走り去ってしまった。それもまた猫。
また会えたらいいな、猫ちゃん。